ライター:濵村 大樹
勤続10年、観光協会職員としてイベント運営や案内所での「仕事」に携わってきました。
一方、宮島の仲間と飲み会をしたり、宮島グルメを堪能したり、登山や神社仏閣めぐりなど常に宮島での「遊び」を楽しんできました。
宮島大好き人間として、仕事(お客様と接した経験)と遊びの両方の経験から皆様方に楽しく過ごしていただけるよう、他の媒体では知れないような情報を含めて提供させていただきます!
「みやじまの宿 岩惣」はどんな点がオススメ?
「岩惣では、ゆったりした優しい時間が流れている。」10年の観光協会勤務経験でいつもそう感じてきました。
人の心を落ち着かせる癒しの宿ですが、なぜ心穏やかに過ごせるのか、この記事でおわかりいただけます!
しかし、岩惣の魅力は勿論それだけではありません。個人的に感じる魅力をざっくりいうと以下のとおりです!
・ゆったりのんびり羽を伸ばせる宿。温泉、自然、部屋、サービス、全てが癒しに。
・紅葉谷に佇むプライベート感ある「温泉」と四季を感じさせる上質な「料理」が特に素晴らしい。
・老舗旅館ならではの“特別感”ある宿。
伊藤博文公をはじめとした明治の元勲や数多くの文人、皇族の皆様や各国の要人ををおもてなし
されてきました。
それでは、詳しく解説させていただきます!
アクセス
行き・帰り・観光、いずれの面でもアクセスが便利です。より正確に言えば、移動に負担が少ないんです♪
好立地&好サービスで、らくらく観光を。
✅宿を中心に、周囲に観光スポットが点在。
✅大抵の観光スポットへ最短5分前後で到着。
✅どこからも近いので部屋へ帰ってご休憩も可(シニア層にご好評♪)。
✅お帰りの際、宿から桟橋へ荷物をお届け!なので宿から桟橋まで商店街で手ぶらでお買い物が可♪
※下の図でより詳しくまとめておりますのでご確認ください。
立地が良いこと以上に、お客様にのんびりゆったり過ごしていただきたいというスタッフの“おもてなしの心”がスムーズなアクセスを実現させていると宿泊者様アンケートで評判です♪
部 屋
フロントから館内に向かう際も「和」と「歴史」を感じます。
お部屋は次の3種です。
┗ 新館客室
┗ 本館客室
┗ 離 れ(以下動画は「錦楓亭」ルームツアーです)
木造建築の優しさに抱かれ、つい何時間でもぼーっとしてしまいそう。
窓から見えるのは美しい木々や小川、高い階からは木々の茂った林の先に嚴島神社や大鳥居を雄大に見渡せます。
森鴎外や夏目漱石などの文豪も宿泊してきましたが、実際に作品のインスピレーションが湧きそうな優しい環境ですね♪
※お部屋の位置や階によって景色が異なります。ご予約の際はご注意ください。
なお、岸田外務大臣(現 総理大臣)のアテンドでこちらの 「錦楓亭」がG7広島外相会合のワーキングディナーの会場となったことがあります。
引用:外務省公式サイト
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ms/is_s/page4_001935.html
なぜ、岩惣は部屋にいるとこんなにも落ち着くんだろう?そう考え、気がつきました。
「部屋からは人の姿や日常を思わせる人工物がほとんど見えず、見えるのはあくまで自然や神社。聞こえるのは小川のせせらぎや風の音」なんです。
お部屋にいながらにして、静かな森でひとり森林浴をしながら佇んでいるかのようでした。
岩惣では、こうした環境を創り出す建築士の“匠の技”が垣間見えました。
ところで、岩惣は紅葉谷公園内にある宿です。
夜は岩惣の敷地内で公園の景観を楽しんでいただけるよう控え目な形でライトアップしております。
昼と違って夜は人の気配がなく、美しい自然と小川のせせらぎを存分にお楽しみいただけることでしょう。
食 事
「海の幸」「山の幸」を料理人がこだわり抜いてご用意いたします。基本に忠実な確かな“旨さ”をご提供させていただいております。
旬の食材をふんだんに取り入れ、基本的に月ごとにメニューを変更しております。
風 呂 (温 泉)
宮島には珍しい、天然温泉です。
紅葉谷の自然に溶け込んだ癒しの自然では、ときおり散歩中の鹿が見られることも。
次の2種類の湯をご用意しております。
┗ 日の出湯(大浴場+露天風呂)
┗ 月 の 湯(大浴場+露天風呂)
朝夜で男女入れ替えをいたしますので、両方の湯をお楽しみいただけます!
紅葉谷公園は、紅葉シーズンも美しいですが、写真でおわかりいただけるとおり新緑も美しいです。
いつも美しい若宮温泉ですが、5~7月頃は新緑が美しく個人的に特におすすめです!
以下動画で「月の湯」のご様子が動画でご覧いただけます。
サービス
岩惣の歴史は、おもてなしの歴史。
私は各会要人の宿泊し続ける岩惣にそんな印象を抱いていたので、この度は女将さんに岩惣の“おもてなし(サービス)”についてインタビューいたしました。
岩惣7代目女将 岩村 玉希 さん
四季の移ろいや神仏の存在、優しく雄大な自然の美しさのある宮島。
自らがそんな宮島を愛し、お客様に宮島の素晴らしさを体感していただきたいと日々お客様へのおもてなしを続ける女将さんです。
温かい人柄もおもてなしの秘密。
(岩惣軒先に鳥居を模した門松。手に鎮火祭(大晦日神事)の松明)
――― 女将さんがお客様と接する中で、大切にされていることは何ですか?
ひとことで言えば、“気がつくこと”を大切にしています。
雑談を含めた対話をご宿泊者様としていると、昼ご飯に生牡蠣が食べてみたい、実は体調が悪い、一緒に泊まる友達が誕生日だからサプライズをしたいなど多種多様な思いやご要望がうかがい知れます。
予約段階ではわからなかったご要望などが分かる場合も多いですね。加えて、宮島に到着してはじめて浮かんでくるご質問やご要望もあると思っております。
――― ありがとうございます。“気がつくこと”は、直接的な言葉以上に“察して知ること”もあるのでは。
はい、そうですね。実は遠慮される方も多く、ご要望を直接お言葉で伺えることは割と少ないんです。
なので、会話の節々から隠れたご要望を探ること。これがおもてなしに大切だと思っております。お気持ちを汲み取り、お心に寄り添っておもてなしさせていただくことを意識しております。
また、僭越ながら「温かいお気持ち」になっていただくことも大切にしていることの一つです。
――― “気がつくこと” “温かい気持ち”を大切にしているのは、他のスタッフさんも同じでしょうか?
そのように感じます。
私からスタッフへ伝えているというよりは、スタッフ各々がお客様から期待されること・岩惣の看板を背負っていることが影響し、より高いレベルのおもてなしに向けて自主的に動いてくれているように感じています。
私と同じく「気がつくこと」や「温かさ」を大切にしていると思います。
――― お仕事をされていて嬉しい瞬間はありますか?
たびたびお越し下さるお客様、お客様のお子様やそのまたお子様と数世代で宿泊してくださるお客様がいらっしゃること、これが喜びの一つです。
以前に宿泊した際のおもてなしが嬉しくて再び当宿にいらっしゃった等とお聞かせいただいたときは、嬉しさと同時に有り難さを感じます。
今後もお客様にお喜びいただけるような宿であり続けたいです。
“おもてなし”を大切にする岩惣さんのご宿泊者様アンケートの一部を以下に紹介しております。
まとめ
岩惣では、次のポイントでのんびりゆったりお過ごしいただけることがおわかりいただけたと思います。
のんびり♪ 自然に囲まれた環境、匠の技が垣間見える人目の気にならない部屋に温泉。低負担アクセス
ほっこり♪ 温かく細やかなおもてなしは、お客様から喜びのお声をいただいております。
おいしい♪ 新旧数多の要人を唸らせた味は本物。H28年はG7外相に岩惣の味をお楽しみいただきました。
宿泊等のお問い合わせはお気軽に岩惣さんへどうぞ♪